コロナウイルスが変異したら...? 映画「コンテイジョン」
コロナウイルスの事は知っている、
けれどもし世界中で大流行したらどうなるの....??
と思ったあなたぜひ見てみてください。
こんにちは、UGUISUです。
今中国で猛威を振るっているコロナウイルス。
日に日に感染者数は増加していき、
2/7現在、中国では死者数がついに600人を突破したそうです。
致死率は2%(武漢市では4%)と、凄く高いと言えませんが
決して低いとも言えません。
しかし、もしコロナウイルスが変異して致死率が20~30%となった時
世界はどういう状況になると思いますか....??
それを忠実に再現した映画が2011年に公開されていました。
タイトルは「コンテイジョン」
主演がマットデイモン、他にもローレンスフィッシュバーンやマリオンコティヤールなど有名な俳優が出演しています。
今日はこのコンテイジョンを紹介したいと思います。
あらすじ
最初の舞台は香港。
香港に出張で行っていたベスが謎のウイルスに感染。
多数の人に接触し、その後家族がいるシカゴへ帰宅。
そこでも家族に接触し、その次の日に激しい痙攣を起こして倒れてしまう。
夫である主人公ミッチは、急いでベスを病院へ連れて行くが
医師たちも何を発病したのか分からない。
ベスが死亡した次の日から、彼女に接触した人たちが次々と泡を吹いて
倒れて死んでいってしまう。その中には5歳の息子もいた。
その謎のウイルスは瞬く間に世界中へ拡大し、
気づけばアメリカだけでも2000万人以上の死者を出してしまう。
このウイルスに対抗する術はあるのか....
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↓
感想
この映画は主人公ニッチと、ワクチンを開発するために奮闘する医師たちの
２つの視点から物語が進んでいきますが
医者の立場から見たウイルスの猛威がとにかく怖かったです。
例えば、序盤でこのウイルスはかなり感染率、致死率が高いのでは..
と疑った若い女性医師が現地に赴いて精密に検査し戦ったが
気づけば自分にも感染してしまい
最後には無残な姿で死んでしまう..などの描写です。
もし現代でエボラウイルスレベルの致死率を持ったウイルスが蔓延した場合、
この映画同様に、暴動の発生や食べ物の奪い合い
殺人の横行など平然と起きてしまうのでしょうか。
日本の今のザルのような感染拡大防止対策を見ていれば
感染率が高いウイルスが流行ると瞬時に日本で拡大することは分かります。
その時、”モラルのある人間が一番多い” と言われている日本でも
本当にモラルを突き通せるのでしょうか。
とても考えさせられました。
この映画の最後に、
どうしてこのウイルスが発生してしまったのかを
1分ほどで説明してくれています。
企業の森林伐採
↓
コウモリの居場所がなくなり、畜舎周辺へと移動する
↓
↓
豚が食べる
↓
豚の体内でコウモリのウイルスと豚ウイルスが掛け合わさる
↓
出荷される
↓
料理人が素手で調理する
↓
ベスに写真を撮ろうと言われた料理人が素手で握手する
↓
ベスが感染
まあ怖いですね。
まあ森林伐採などの環境破壊がいつかは人間に猛威を振るうのだ
と皮肉を込めているのだと思います。
最後に
今あまり話題になってはいませんが
中国の湖南省で鳥インフルエンザに感染し4500話のニワトリが死んだ
というニュースがありました。
そのウイルスは「H5N1型」...
僕はH5N1型と聞くだけで鳥肌が立ってしまいます..
なぜなら2009年頃に嫌という程ニュースで聞いたからです。
日本でも最終的に200人ほどの死者を出してますし
何より高い変異率があるのが怖いです。
コロナウイルスよりも僕はこっちのウイルスにビクビクしていますが
ウイルスと人間はこれまでにも幾度となく戦ってきましたし
これが自然の摂理なのだと思います。
是非とも変異しないで頂きたいと思うばかりです..
